結果的に、耐震強度偽装については、決断に際して大きな問題とはなりませんでした。対象物件の竣工が、建築確認や完了検査が民間に開放された平成10年以前であったこと、建築士の調査によって問題なしとの判断が出たためです。耐震強度が極端に劣るような建物は、1年もしないうちにクラック(ひび割れ)などの症状が出て、専門家なら見ただけでわかるようです。逆に、何年も経過して、しっかりと建っている建物は、耐震強度が十分な証拠であるといえます。中古マンションは戸建て住宅と違い、自分の意思で建て替えができません。ほとんどは、お住まいになることを前提としていらっしゃると思います。私から、皆様にお伝えしたいことは、住まなくなったときにどうするか、古くなったらどうするか、という2点を十分に考えて購入を検討していただきたいということです。私も、平成5年に住宅ローンを利用してマンションを買い、現在は賃貸に出しています。入居者に恵まれ、大した空室期間もなく、家賃でローンの大部分が払える状況です。また管理組合のまとまりも良く、適切な修繕が行われており、周辺の中古マンションに比べて一割位高い価格で売れているようです。当然、毎月の管理費や修繕積立金は高いのですが、それが将来のためになっているのだなと実感しています。これから、中古マンション市場は二極化が進むと予測されます。新築マンションの供給が伸び続けており、量より質が勝負の時代になってきているからです。そのような環境の中で、将来後悔しない中古マンションの購入を実現して下さい。
[参考サイト]
かたつむりのオークラヤ住宅公式サイト
http://www.ohkuraya.co.jp/